戦争と平和を考える

先日、三重県在住の
近藤一(こんどう はじめ)さんのお話しを聞きました。

今年89歳というご高齢の近藤さんは元日本兵で中国の戦場に行かれた経験があります。

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実は昨年も講演のお願いをしていたのですが猛暑の影響で体調を崩され
断念することなり 2年越しの実現となりました。
近藤さんは現在 各地で講演をされています。
それは
  今、話さないと事実が後世に正しく伝わらない。
と危惧されたからだと聞いています。

私たちが住む日本は敗戦国です。
世界で唯一の原爆投下された被害者の国です。
しかし、被害者という立場だけではありません。
加害者でもあるのです。
日本兵が中国人にいったいどんなことをしたのか生々しい証言をされました。

なんの落ち度もない
中国人を縛り頭に藁の傘をかぶらせ、その藁に火をつけました。
子供のいる若い母親を裸で連れまわし
(男性ばかりの部隊の中に女性となると なにがあったか想像できると思います。)
そして足かせになったら、子供を谷底へ放り投げました。その若い母親はなんのためらいもなく
子供の後を追って谷底へ身を投げたそうです。たぶん若い母親は子供がいるからこそ
考えられないような仕打ちにも耐えることができていたのでしょう。
このような情景は特別なことではありませんし、
遠い遠い大昔のことでもないのです。

近藤さんは自分がみたこと、してきたこと、またされたことを
ありのまま伝えることこそが自分の大きな役割だとおっしゃっていました。

戦争は人を人と見なくなります。
戦争はたくさんの被害者と加害者を生みます。
戦争は憎しみを生みます。
戦争は大切な人を奪います。
・・・なにもいいことはありません。

そして
ものごとには相反する側面があることを知らなければいけないと思います。
同じ人が加害者であり被害者であるという事実。

・・・不思議ですね。
きっと誰もが幸せになりたいと思い日々を暮らしているだけだと思うのに。
お友達になりたい!親しくなりたい!と思ってるだけなのに。
だれかの笑顔を見ることが ただ嬉しいだけなのに。



この世から戦争なんてなくなればいい。

そのためには私たちは事実を知る必要があると思うのです。
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by daiko_sus | 2008-09-19 17:00 | 同友会  

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