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研究会“著名人に学ぶ”

今回はドイツのルドルフ・シュタイナーについて学びました。

自由の哲学者:シュタイナー、ご存じの方いらっしゃいますか?
私はシュタイナーとシュナウザー(犬種)を混同するぐらい知りませんでした。
教えてくださるのは、A建築工房のN氏。
とてもわかりやすいお話でした。

シュタイナーは子供の成長過程にも4つの臨月があるという説を唱えています。
まず、
当然ながら、誕生の時。
それから7年周期ごとに臨月があるといいます。

第一の臨月:身体の誕生。
 この期間は将来の意思力・行動力の基礎となる時期なので
 「五感の教育」自然の中で本物に触れて育てる。
 性善説、世界は善であると感じられる環境を与える。
 善と感じるからこそ、身近な親を安心して模倣する力を養うことができる。
            


第二の臨月:生命体の誕生。(7歳頃~)
 初めて記憶力が外界に独立するため学校教育開始可能となる。
 (反対にいえば、それまでは記憶するようなものを教える必要なし)
 感情を育てる時期、美を一番のテーマとして学ばせる。
            


第三の臨月:アストラル体の誕生。(14歳頃~)
 やっと感情体が独立し、初めて公式や抽象概念や論理を応用する教育が可能となる。
 思考の存在として世界は真実であると認識する。
 判断できる能力が持てるよう大人がアドバイス手本となるよう「自分で考えなさい」等の
 放り出しはタブー!
 歴史に対する興味・関心の目覚め。
             


第四の臨月:自我の誕生。(20~21歳頃~)
 65歳頃までがピークで成長が続く。
 ようやく自分で考え決断・判断ができる時期となる。


自分で自分の人生を生きていく(自由な決断)ための「生きる力」を身につけるのが教育。
偏差値等の学力ではなく選ぶ力・探す力・自我の強さ が重要で、それことが自由への教育
というお話しでした。

またシュタイナーは
学校教育だけではなく
医学
農業
金融
建築
社会改革
精神科学
文芸や哲学等 幅広い分野でその思いを活かしています。



この研究会は本当に参考になります。
日常で、日々考える上で・・・生きていくうえでとても視野が広がる
よい機会です。



  

 

by daiko_sus | 2008-08-17 21:09 | 同友会  

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